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年長者の特権。

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「朝日湯」(台東区3) 台東区谷中2-18-7
 
「やきや」 台東区谷中3-11-15
「プレーンいか焼き」150円、「ラムネ」170円

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先日発行された『ぶらり湯めぐりマップ』をめくっていると、谷中・三崎坂下にある「朝日湯」が日曜は午前10時から営業しているとの記述を見つけ、昼風呂に出かける。

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定休日を無くしたり、HPを開設したりと、なかなかにアグレッシブな銭湯である。

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風呂あがりに「谷中銀座」を歩く。

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不忍通り側の端にある「はつねや」の軒先では白猫がお出迎え(※東京芸術大学彫刻科の大学院生が制作した置物)。

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観光客で賑わう商店街を抜けると、ゆうやけだんだん側の端に東京唯一(?)のいか焼きの店「やきや」がある。関東の人間にとって「いか焼き」といえば縁日や海の家で売っているイカの姿焼きのことだが、大阪の「いか焼き」は、小麦粉にイカの切り身を混ぜてプレスマシンで焼いた粉ものの一種である。

「大阪の食い倒れ」とは云うものの、大阪ローカルの食べ物は意外に見つからない。だが「いか焼き」は大阪のソウルフードといってよい。東京のもんじゃ焼きと大阪のお好み焼きがしばしば対比されるが、比較対象とすべきはこの「いか焼き」であろう。ただし、東京のもんじゃ焼きといっても、千円以上もするような月島のそれではなく、荒川区あたりの駄菓子屋の片隅で売っているそれである。

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ゆうやけだんだん側より、観光客で賑わう日曜日の谷中銀座をみる。

先日の記事でとりあげた新大久保界隈と同様に、谷中も以前とはだいぶ様子が違っている。学生の時分、縁あって谷中の某所に通っていた頃は、すでに「谷根千」という言葉は知られていたものの、谷中あたりをわざわざ訪れる人はあまり多くなかった。谷中銀座も地元の人が使う食料品店や日用品店ばかりで、日曜は休みのところが多かったように記憶している。今では食事や買い物のできる店が増え、店先に長い行列までできている…

「昔はこうだった」と語ることができるのは年長者の特権だ。いくら文献を渉猟して知識をためこんでも、その時代を生きた人の体験談にはかなわない。街の雰囲気の変化のような記録に残しにくい性質の事柄ではとくにそうだ。これからも馬齢を重ねて、若者相手に「昔はこうだった云々」と得意げに語りたい。そのときは、感心したり相づちをうったりして適当にあしらって欲しい。

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谷中から都バスで早稲田に行き、荒川線の花電車をみる。傍にいた爺さんが、「昔の花電車は…」と語っていた。
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